釣行記 2013年6月23日 群馬県渡良瀬川&栃木県湯の湖。 |
テンションを下げないために一気にいきます。
そんな今回は、群馬県&栃木県の渡良瀬川と栃木県奥日光の湯の湖への釣行記。
まずは渡良瀬川からどうぞ。
(写真はH橋上流から見た朝日の様子。)
この日は午前4時起床。
身支度を整えて、自宅から30分ほどの栃木県足利市管内のH橋へ向かう。
数日目に降ったまとまった雨に期待をしながら、一路、ポイントへ向かう。
そんな期待を裏切るように、ポイント到着後に見えたのは大きく減水した渡良瀬川の水位の低さだった。
やはり渇水の日本列島。
ここも例外ではなく、いつもなら水位が上昇するのが当たり前の6月。
しかし今年は、空梅雨のためにダムが放水していない。
まとまった雨で増水した水位は、あっという間に元の渇水の流れになっていたのだった。
それでも数人の釣り人の姿は見える。
もっとも本来の6月ならば、もっと多くの釣り人がこのポイントで釣りをしているのが当たり前の光景。
でも今年は3人ほどが全体で見えるくらい。
あまり釣果は出ていないのか?
そう思いながら釣り開始。
8~10グラムくらいのスプーンで万遍なく攻める。
ちょっとした深場を探しながら、一路上流へと向かう。
(写真は足利管内のH橋周辺。)
でも生命反応は川からは聞こえてこない。
足利市のH橋から、あっという間に桐生川合流まで釣り上がった。
攻めれるところは攻めたという事で、ここは場所移動。
日がドンドンと昇るこの時間。
河原には鮎釣り師の姿もチラホラ。
もう夏かと思わせる光景を目にしながら、次のポイントへと向かうのだった。
(写真は桐生市内のS橋周辺の様子。)
次のポイントは桐生市内のS橋のポイント。
ここは桐生市内の渡良瀬川の下流域の実績ポイント。
まずは上流部からミノーでゆっくりと攻める事に。
7cmほどのミノー各種を水深に合わせながら、ゆっくりとドリフトさせる。
川の水の色はもう夏の色。
少ない水深でも、ちょっとした変化を見ながら、丁寧に探る。
そしてあっという間に最終地点。
時間を見れば午前8時過ぎ。
お腹すいた、、。
そんな状態なので、一旦帰宅。
朝飯を食べながら、このまま終わるのは嫌なので、
この後はどこへ行くかと悩む。
たまにはあそこかな?
と思い、朝食終了後は一路、その場へ。
というよりタイトルに出てますが、、。
(写真は次の場所の奥日光湯の湖。)
向かった先は奥日光の湯の湖。
約2年ぶり。
前回は小型のニジマスを1匹バラシただけ。
しかも標高の高いこの場所。
強い日差しにより、重度のやけど状態の日焼けをしてしまい、
あまりいい思いはない。
そんな思いの湯の湖。
2度痛い目はあいたくないので、
強めの日焼け止めと長袖、首にはバンダナと準備万端。
そしてタックルも一工夫。
というよりここは魚のサイズは小さいのが多い。
しかも、この時期は水草も多い。
なので珍しくウルトラライトのタックルと管釣りスプーンも用意。
いざ、その他の準備を済ませ、いざ実釣。
この日は日曜日。
ここ湯の湖では定期放流の日でもある。
なので最初のポイントはレストハウス前。
そこで放流を待つ事に。
そして時間はお昼。
待望の運搬車の到着。
運搬車から伸びたホースから勢いよく魚が湖へ流れ込んでいく。
否応なく期待できる状況。
放流少量後は、周りの釣り師と共に釣り開始。
爆釣、、と思いきや、魚からの反応は渋い。
時たま、釣れる程度で爆釣には程遠い。
ん、、ここまで来てこれか?
と思った数投後、ブルブルと小さなな感触。
しかもウルトラライト。
あまりも小さな感触でちょっと戸惑う。
そして砂浜に勢いよく転がったのは、ここ湯の湖を象徴する魚だった。
(写真は推定18cm位のブルックトラウト。)
釣り上げたのは推定18cmのブルックトラウト。
小さいな、、。
と率直な感想。
写真を1枚撮った後に、自らリリース。
あっという間に湖へ戻っていたのでした。
(写真は自動セルフリリースをしたブルックの様子。)
まあいいでしょう。
その後は馴れない2グラム前後ほどのスプーンに苦労。
バーブレスで喰いの浅い小ちびマスを数匹バラす事態が続く。
そして何個かのローテーションの後、
なんとか2匹目の魚がヒット。
そのまま水際で無事にランディング。
釣り上げた魚を見ると、
これまた小ちびな魚の様子に、暫し苦笑い。
(写真は、この日2匹目の推定18cmほどのブルックトラウト。)
この日の2匹目はまた推定18cmほどのブルックトラウト。
ランディングネットに入れ、数枚程、写真を撮影後に、なんとネットの網の隙間から逃亡。
まあ、綺麗に撮れたから構いませんが、、。
その後もこの場で釣りを続けるが、反応は渋い。
まあ、このサイズを釣るのには、ルアーは厳しいかもしれない。
なので、サイズアップを目指し、場所を移動する事に。
レストハウス前から、事務所前まで探るが、反応は皆無。
ここの周辺では期待できないと思い、
次の実績ポイントの下流の流れ出しトのポイントへ。
遊歩道をテクテクと歩き、約15分ほどで流れ出しのポイントへ。
だが、このポイントは満員御礼。
仕方なく、もう一つの小さな流れ出しのポイントへ向かう事に。
(写真は流れ出しのポイントの様子。)
ここのポイントは人は皆無。
ゆっくりと釣りが出来そうな雰囲気がある。
そして湖面を見ると、適度なライズがある。
まずは2グラム前後のスプーンで表層引きで攻める事に。
俗に言う管釣りスプーンをあまり持っていない私。
数少ないルアーをチマチマとローテーション。
ライズをするポイントに流し込むようにキャスティングをする。
そしてオレンジとブラウンのカラーのスプーンを表層引きしていると、
ブルンという感触。
期待していな状況の中でのヒット。
バラシてはならないと丁寧にランディング。
本日3匹目の魚を無事に手にする事が出来た瞬間だった。
(写真は推定18cmくらいのニジマス。)
またまた小さいマスに、ちょっと苦笑い。
でも綺麗な魚体はいいもだと感じる。
数枚の撮影後に、素早くリリース。
そして、また同じような方法で釣りを再開する事に。
攻めながら、周りを見るとカゲロウらしき白い虫が数多く飛んでいる。
なのでホワイトカラーのスプーンをチョイス。
またゆっくりと表層引きで攻める事に。
ゆっくりとした表層引きを数投した時、
またブルンという感触。
ちょっと自分が考えたカラー戦略が当たり、かなり嬉しい感じがする。
そんなカラー戦略でヒットした魚をバラさないように、丁寧にランディングする事に。
チマチマと動く子マスにちょっと苦労しながら、
何とか、この日の4匹目の魚を無事にランディングに成功した。
(写真は推定15cmほどのニジマス。)
釣り上がったのは推定15cmくらいのニジマス。
このくらいのサイズのニジマスはあまり見かけたことはない。
ある意味貴重。
小さい体でウロウロするニジマスに撮影は一苦労。
何とか撮影後は、素早くリリース。
そのまま、また同じ戦法で攻める事に。
だが、この後は続かない。
やはり警戒したか?
それとも意識がかわったか?
判らないが、その後は反応はなし。
これで終わりかと脳裏に写る。
そんな考えの中、暫し休憩。
慣れないウルトラライトの釣りに、ちょっと疲れたので、
休憩後に、ちょっと気分転換にボトム探りをする事にした。
セレクトしたのはアングロ&カンパニーのHOBOジグ8グラム。
それを沖にキャスト後、ゆっくりと底をリフト&フォール。
水草に引っかからないように意識しながら攻める。
そして数投後、岸に近いボトムからグングンという今日一番の感触がロッドに伝わる。
ヨシ!!
と心から思いながら、ボトムから魚を引き離す。
先程とは違いウルトラライトではないライトアクションのロッドアクションの力で、
魚は難なく底から引き離され水面へと姿を現す。
先程の小マスとはあきらかに違う大きさに歓喜。
ここでバラしてはもったいないと、魚が近づいたら一気にランディング。
魚は差し出したネットに無事に収まった。
何とかそれなりのサイズを釣り上げたのに一安心な瞬間だった。
(写真はこの日の最大サイズの30cmのニジマス。)
釣り上げたのは体長30cmのニジマス。
普段ならレギュラーサイズくらいだが、この日のサイズを見ると、やたら大きく見える。
でもそれなりの引きは、流石ニジマス。
小マスでは味わえなかった引きに感謝という感じだった。
この引きを楽しませてくれたニジマスは数枚の写真撮影後に素早くリリース。
そしてまた釣りを再開する事にした。
(写真は時間と共に霧に包まれてきた湯の湖湖畔の様子。)
時間と共に、魚の反応は消え、時間を見るともう午後5時近く。
ここ湯の湖は午前7時から午後5時まで。
(船釣りは絶対だが、岸釣りは原則的に日の出から日没まで。)
もう時間がないなと思い、また元のレストハウス前へ戻る事に。
また遊歩道をテクテクと歩き、一路、レストハウス前へ。
レストハウスに着くころには、もう釣り人と観光客はほぼいなくなっている。
もう終わりの時間かと思い、ボート乗り場の近くへ。
そこで片づけをしていたフライマンと暫しご歓談。
少し目線を湖面にやると小マスの群れがウロウロ。
「時たま、反応するだけだね。」
とフライマンの言葉。
その言葉に自分は、
「そうですね。でもちょっと投げてみます。」
とハスルアーの3.5gをキャスト。
この日はスロー引きだから、最後は早引きでと思い、
一気に早引きで小マスの群れにルアーを通す。
喰わないと想ったら、小マスの群れが狂喜乱舞。
その中の1匹がハスルアーに喰らいついた。
あまりの予想だにしない展回に驚きながら、
魚を岸に誘導、というより魚が岸に打ち上げられてしまったのが正しいだろう。
(写真は推定18cmのブルックトラウト。)
釣り上げたのは推定18cmのブルックトラウト。
予想外の本日6匹目。
この魚も波打ち際でジタバタした後は、自動セルフリリース。
まあ、写真を撮影はしたのでいいのですが。
その後も釣ろうと思ったが、残念ながら魚の群れは姿を消し、
時間も終了時間になっていた。
今日は午後からの釣りで、合計6匹。
合格ではと個人的には思います。
ということで、朝4時からの釣り開始という長い1日は終了した。
慣れないウルトラライトの釣りは疲れたが、それなりに満足な1日でした。
それではまた次回にお会いしましょう。
ご観覧ありがとうございました。
(写真は夕マズメの湯の湖湖畔の様子。)
今回釣行した湯の湖の情報はこちらから。
(http://www.naisuimen.or.jp/nikko/)
(今回の使用タックル)
(ロッド)Anglo & Company Paragon PR663 フェンウィック イーグル50UL-J
(リール)Abu Garcia カーディナル802 ミッチェル 308A
(ライン)バリバス スーパートラウトアドバンスVEP 3~6lb
(ルアー)スプーン 2~10グラム スピナー3~10グラム
フローティング&シンキングミノー 5~7cm
ディープミノー 5~7cmフローティング&シンキング
(Local Fisherman's Diary.HP)
(http://park22.wakwak.com/~kurimitu/fishing/index.htm)
(過去の日記 )
(http://park22.wakwak.com/~kurimitu/fishing/diary-page/d-top.htm )
(A Memorable Trout)
(http://park22.wakwak.com/~kurimitu/fishing/diary-page/me-d/index.htm )
ご無沙汰しております。
マイクロスプーンの釣りは疲れるので、私もあまり得意ではないです...。
やはり、大き目の魚は底にいるみたいですね。
それにヒレもきれいですね~♪
湯の湖はこんな魚もいるので、通われる人が居ることも理解できますね。